阪神淡路大震災復興支援・詩の朗読とメモリアルコンサート

復興支援コンサート実行委員会

【復興支援活動】
2010年1月 復興支援日中台シンポジウム開催
下記の2009年に行われたフォーラムにより、神戸からは台湾の被災地へのたかとりペーパードームの移築をはじめ、中越地震、四川地震の被災地への支援と交流が様々な立場や方法で展開されました。
『復興支援日中台シンポジウム』では、今後世界中で想定される自然災害に、それぞれの体験を減災や復興にどのように活かすかを考える多文化交流会が行われました。

2009年1月 復興支援日米中市民フォーラム開催
阪神淡路大震災からの創造的復興や、被災者のこころの癒しをめざして、震災直後から復興支援コンサートが始まりました。その中心プログラムが【竹下景子 詩の朗読とコンサート】です。

海外ニュースで報道されたことから、地震多発地帯のサンフランシスコで、2005年に朗読会が開催されました。
それ以来日米交流が始まり、2008年11月には本実行委員会のメンバーが、震災からの復興体験を語るため渡米しました。
2009年1月には『復興支援日米中市民フォーラム』を開催し、渡米時の報告や中国四川省での復興状況の話し合い、その成果を今後想定される震災等の自然災害に活かす目的で交流会が行われました。


【復興支援コンサート実行委員会】
1990年代初期まで、現在のHAT神戸では神戸製鋼 所をはじめ、多くの工場群が操業していましたが、バブルが崩壊する等時代の潮流として重厚長大型産業からの転換を図るため、跡地利用計画の必要性が増してきました。
私たちは、神戸市灘区の六甲界隈でコンサートや展覧会等によって、まちの活性化に取り組んできました。そこで工場内でバリ島の竹のオーケストラ<ジェゴグ>の演奏会を開催し、『癒しの森』としてのまちづくりを提案しました。
日本の戦後経済を支えた無機質な鉄工所を舞台に、巨大竹楽器が十数台も勢揃いし、色鮮やかな衣装のバリダンスとともに繰り広げられる民族音楽の響きは、魂の源流をさえ感じさせる感動的なパフォーマンスでした。1994年11月24日のことでした。

翌年の正月、神戸製鋼ラグビー部が日本一3連覇の偉業を成し遂げた翌日、1月17日未明、地鳴りとともに神戸のまちは瓦解したのでした。当然、工場も操業停止となり、『癒しの森』計画どころではなくなりました。茫然自失の阪神淡路大震災だったのです。
次回に企画していた「ナナバス・コンセロス」(ブラジル)と「レネゲイズ」(トリニダードトバゴ)は、夏に復興支援コンサートとして【神戸パーカッションフェスタ】を開催しました。同時に被災者支援のために毎月のコンサートも実施しました。

三ノ宮の中心にあった銀行のホールの提供受け、神戸の文化的復興を願い、林晶彦氏等多くの被災音楽家の協力で復興支援コンサートは毎回多くの市民の癒しになりました。 延べ100組を超えるミュージシャンと2万人以上の心の交流が生まれたのです。
やがて、明日への夢と希望、愛と勇気をもって復興に立ち向かうメッセージを伝えるために、全国から詩を募集し、フェニックス(火の鳥)としての竹下景子さんが朗読するプログラムが中心になり、今日に至っています。
『朗読と音楽の夕べ』は海外ニュースとして報道され、アメリカから竹下景子さんの朗読会の要請があり、2005年にはサンフランシスコから多くの方々が神戸の朗読会に参加されました。

阪神・淡路大震災から20年以上もの歳月が流れ、街の相貌は一見復興を遂げたかのように見えるかもしれません。しかし、今なお多くの子どもたちに心のケアが必要とされるなど、未曾有の災害は日本の構造的脆弱性を直撃し、私たちの奥深くにに突き刺さったままです。その体験を普遍化し、新しい市民社会の創造を目指したいと思っています。

復興支援コンサート実行委員会事務局長 田平純吉

復興支援コンサート実行委員会
〒659-0013 芦屋市岩園町1-24
TEL:080-5345-4116